紺色バー 【 ネット版現場日誌 】
日々の現場状況を分かり易く日誌にしてみました。 御客様は勿論ですが、「建築」に興味のある方も楽しく読んで頂けたら幸いです。
06.12.01サグラダファミリア1

【Sagrada Familia】(サグラダファミリア)
建物に興味のある方なら御存知だと思いますが、建築家「アントニ・ガウディ」の設計で有名な巨大な教会建築ですね。1882年に着工し始め未だに工事が続いており、完成は30年後になるとか250年先にもなるとか言われており、何にしても気が遠くなるような工事となっています。
当然設計したガウディは既に他界しており、発注者である教会側にも当時者はいないと思います。
果たして自分が生きているうちに完成するのか・・・。ところで、この建物の「工事工程表」って一体どこまであるのでしょうね。
そして実はこれ”違法建築物”だったりと色々と物議をかもしだしており興味の尽きない建物です。


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今回の現場で一番苦労したのが、実は職人さんの確保でした。

この頃からだんだんと巷では忙しくなってきていて、なかなか良い職人さんが来れなくなってきていましたからね。

とりわけ苦労したのが「電気業者」。

正直いろいろありました。

今回の様な現場は今までも何度か書きましたが、基本的には”ビル系”として工事が進められてきました。
つまり住宅工事とは少々勝手が違うんですよね。

一番大きな違いは図面が必要だという事。
逆に言うと、一般住宅だと電気設備に伴う容量計算書や配線図などは必要ありません。
勿論図面が無いというだけで、それらの計算や配線はちゃんと行われてはいますけどね。
一応、施主さんが目にするのは、照明やスイッチ、コンセントなどを配列した電気図面ではありますが、細かい業者向けの図面は無いので、配線位置などは業者の職人さんの経験値で行われる場合がほとんどですし、それを行ったという証明する図面などはありません。

今回の現場はとにかく図面が必要なのと、A工事からの引き継ぎ工事も必要でしたので、これで腰が引けた業者が当初から3社。

その後、冷蔵庫業者から紹介された電気業者は、自分のこういった立場の足元をみたのか、いきなり破格の工事見積りが出されて本当に参りました・・・。

よく「一式見積」はダメだと言われますが、今回の電気業者もいきなりの一式80万!
しかも作業費としての一式で全く根拠不明。。。

結果的にそこへの依頼は取り止めたのですが、その後に来てくれた「河合電設」さんには本当にお世話になりました。

いろいろ問題もあった電気工事でしたが、結果的にはとても良い業者さんに工事を行って頂き良かったです。


続く・・・。
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ボードを貼り終え、ようやく「空き店舗」としてのスペースが確保されました。

これで、いよいよテナント側で行う「C工事」が本格的に始まります。

初めて現場に来た時は寒い冬だったのに、気が付いたらこの頃になると暑い日も出てきました。
工事の依頼を受けて、半年以上の月日が経過していますね。

ココまで来るのにも長かった・・・。

あと一ヶ月後にはオープン予定です。

もうひと頑張りってところですね。


続く・・・。




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軽量鉄骨による下地骨組み作業が完了すると、今度はその上に”石膏ボード”を貼る作業が始まります。
このボードを貼るのにも専門の職人さんがいます。
住宅の場合だと一般的には大工さんが貼るんですが、こういった”ビル系”工事の場合は大抵専門の職人さんが来ますね。
ですから、作業はさすがに早い。

あっという間に一つの店舗が区切られてしまいました。
これで本当に「佐藤青果」側の店舗として完全に分けられましたね。

新しく取付けられたアルミドア付近の床は左官屋さんにより床補修も行われました。

「工事」ってこうやっていろいろな業種の職人さんがやってきます。
その他、自分も含めてですが、いろいろな人達も携わって進められて行くわけですね。

ですから工事をする際の”計画”ってとても大事ですし、イレギュラーも一杯あるので大変なんです。

とりあえずココまでは順調に進んでいます。

続く・・・。

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現場では軽量鉄骨(LGS)による天井下地と中間仕切壁の下地が作られてきました。

個人的にはこの”メタリック感”は好きです。
場合によってはこのままデザインとして利用出きそうですしね。。。

今回の現場はJR鉄道の高架真下という現場でしたので、高架に関わるコンクリート柱や2階床の鋼製デッキから”支え”を取ってはいけないという条件の中、職人さんは奮闘していましたね。
この頃は夜9時頃までたった一人で頑張っていました。

この下地作業に伴って、照明用装飾用の吊ボルト等も取付されていきます。

もうこの頃は、とにかく慌ただしく現場が進められていた時期でもありますね。

続く・・・。


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自分は現場の床などによく図面を書いたりします。

職人さんへ納まりを説明したり、打合せに使用したりとか、時には自分で確認する為にも、やはり実際の現場で実物大で書き込むと実感も湧きますし。
御客さんにもまだ二次元的ではありますが、実際のイメージ説明にも使えますしね。

最近はCADで図面を書くので、実際の寸法もかなりリアルに掴めるようにもなりました。
多角形やアール型の様な計算値なんかもCADで図面を書いて、現場で確認することによって、まず間違いなく進められます。

今回の現場でもいろいろとチョークで書いていました。

レジカウンター等のレイアウトや天井の照明器具位置等の確認ですね。

只、今回つくづく思ったのが、やはり「レーザー墨出し機」が欲しかった。
要するに一人で作業するのには、それなりの矩手ライン(つまり直角ラインですね)を出すのにも手間が掛かってたいへんですからね。

というわけで、今一番欲しいのが「レーザー墨出し機」です。


続く・・・。
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現場での工事が進められる中、店舗内部で利用される「陳列台」の製作も始まりました。

主なところは2種類。

店舗中央に置かれる丸いタイプと、壁側に置かれる雛壇形式の四角いタイプです。

丸いタイプは当初から佐藤さんが望んでいたもので、多分こういった陳列台も珍しいでしょうね。
2×4材料を縦に並べて作ってみました。
さながら”大きな桶”の様です。

被弾形式のものは大工さんのアイディアで脱着可能なタイプとなりました。
季節によって並べる商品が変わり、長いものや短いものなどへ対応するように作られています。

こうやってそれぞれのアイディアがそれぞれの造作物へ盛り込まれているんですよね。

「仕事」って言われた事だけを只単純にこなすだけではなく、プラスアルファの事にも仕えて初めて成し遂げるものだと思います。
今回の現場ではいろいろありましたが、仕事についての有様については特に考えさせられましたね。
A工事の関係者も含めて、多くの人達との出会いもまたありましたし。
上手く表現できませんが、「仕事」は難しいし、そうそう一筋縄ではいきません。
でも、その分やりがいもありますし、何よりこうやって形になって行くのは”楽しい”んですよね。


現場では天井の下地になる軽量鉄骨組み作業が進められてきました。

自分はこの頃になると現場の床に1/1の図面をチョークで描いていました。
照明器具の位置なんかも指定しなきゃいけなかったですし、結構慌ただしくなってきた時期でもあります。


続く・・・。

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設備業者の下地作業などが終わると、いよいよ内部壁や天井で”囲う”作業に入ります。

この頃には新しい開口部に両開きの新しいサッシも取付られました。
そこへ取り付けられた木製の「押棒」は佐藤さんと選んだのですが、最終的にはお店にマッチしていてとても良かったですね。

以前からあったステンレスサッシの部分にあった前室的に囲われていたサッシもスッカリ無くなり、この段階では何となく広々としています。
2箇所あるステンレスサッシも扉のみ新しく交換され、押棒もアルミサッシと同じものが取り付けられました。

さて、これからまた現場は賑やかになってきます。

続く・・・。



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床コンクリート打設後、乾いたらいよいよ天井なども含めた本格的な作業が始まります。

設備系では給排水配管関係、電気関連、ガス業者等々それぞれに埋設される下地の処理作業を行います。

この段階ではまず元々の建物設備に関する工事が主ですので”A工事”の工事業者が担当していますね。

先日開けられた新規開口部へのサッシ取り付け作業もサッシ業者によって始められました。

まだこの段階でワンフロアを間仕切っていませんので広々していますね。

もう少ししたら、このフロアも佐藤青果ともう一つの店舗分という事で、二分されます。

続く・・・。
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切り抜いて配管工事を行った床もあらためてコンクリートによる打設が行われました。

何でも人通りの多い現場ですので、深夜から早朝にかけて作業が行われたようです。
この頃の「A工事」の監督さんはほとんど24時間現場にいたのではないでしょうかね・・・。

日中は近隣の店舗からの騒音等に対する苦情も頻繁にあったとか。。。

これは今回の現場に限った事ではありませんが、工事をする際の近隣への理解はとても大切です。


裏手に新設されるドア部分の開口も開けられました。
今後はこちらからの出入りがメインとなっていきます。

C工事としてはこの段階では水廻り器具類の位置確認、全体レイアウトの最終確認等を行っていました。
その他、照明器具の配置等にも追われていた時期でもありますね。

続く・・・。

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